不妊治療クリニックの専門医が監修。
現場の意見に基づいた
“使いやすい” “見やすい”
不妊治療に特化した電子カルテ
不妊治療の現場に最適化した
便利な5つの機能
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培養記録をシステムで記載できる
これまでの電子カルテではなかった、培養記録をシステムで記載できるようになりました。これにより日本産婦人科学会へのオンライン報告の入力支援やデータの後利用に活用可能です。培養士が入力した記録を、先生もサマリ形式で確認することが可能です。 -
入力記事を時系列で確認できる
採卵・移植等の記事を時系列で確認することで患者様の経過を簡単に閲覧できます。 「HSG の結果のみを表示したい」「AIH の一連の流れを確認したい」など様々な条件で確認することが可能です。 -
診療記録の入力が容易
固定のテンプレート方式を使い、スムーズに必要な情報を入力できます。また採卵・移植の一連の流れで前回の記事内容を引き継ぐことにより入力ミスの低減や医師の手間を省くことができます。 -
外部ベンダーのシステムと連携可能
外部ベンダーの医事システム、検査システム、予約システム等と連携が可能です。 -
iPad 問診票との連携
タブレットで患者が入力した問診内容がシステムに反映されます。患者が入力した情報はワンタッチで初診の記録に反映することができます。
使いやすさにこだわった操作画面
導入事例
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不妊クリニックで働くスタッフにとって夢のようなカルテ
国立病院機構 大阪医療センター 医療情報部長 岡垣篤彦先生
大阪医療センターでは大手ベンダーの電子カルテの入出力にファイルメーカーを使用することによって、診療科、業種ごとにカスタマイズした電子カルテを実現し、2000 年から使用してきました。大阪医療センターの産婦人科に長く勤められた山田成利先生が梅田の名門不妊クリニックの越田クリニックに転勤されました。越田クリニックでは電子カルテの導入を検討されており、大阪医療センターで使っていたようなユーザーの使い勝手を優先した電子カルテを使いたいとのご希望で開発されたのが、今回発表する「コウノトリ」という不妊クリニックに特化した電子カルテです。
私は直接今回の開発にタッチしていませんが、山田先生はこれまで大阪医療センターで電子カルテを使ってきた経験で、使いやすい電子カルテとはどういうものかを理解されていたようです。「コウノトリ」では、不妊クリニック特有の診察室、ラボラトリー、採卵手術、外注検査、自院検査などの様々な性格の異なる情報を統合して把握できる、不妊クリニックで働くスタッフにとっては夢のようなカルテが実現できています。
スタッフが患者さんの情報をきちんと把握することがそのまま治療成績に反映する分野ですので、性能の良い電子カルテを使うことが患者さんの幸せにも直結すると思います。越田クリニックの電子カルテは医事会計システム以外は全てファイルメーカーで実装を行い、サーバーのリアルタイム二重化を実現して電子カルテの必須条件をきれいに実現しています。今後のクリニック向け電子カルテの発展に良い刺激となることと思います。
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すべての部門で使いやすく業務の効率化が図れる電子カルテ
越田クリニック 院長 山田成利先生
生殖医療はデータに基づく治療計画と治療が不可欠です。「コウノトリ」は生殖医療のために開発された電子カルテシステムで、不妊治療に必要なすべての基本情報の保存と管理ができ診療を支援してくれます。
診療記録は不妊治療独自のテンプレート入力形式で非常に容易に入力できます。また過去の診療記録、検査結果なども時系列に一覧が可能で、必要な記録の検索も迅速に行えます。体外受精も独自のシステムで治療計画、治療記録と胚の培養記録の保存・確認がストレスなく行えます。
医療部、看護部、培養部、医事部との情報共有、連携支援もシステム化されており、すべての部門で使いやすく業務の効率化が図れる電子カルテシステムです。
カスタマイズでさらに使いやすく
こうのとり(R)はファイルメーカーを活用した電子カルテ。貴院のシステムに対応したカスタマイズも可能なので、より便利に、快適にご使用いただけます。まずは担当者までご相談ください。
主なカスタマイズ例
■培養記録や診察記録のフォーマット変更
■他ベンダー(予約受付、検査システムとの連携)とのインターフェイス
■ファイルメーカーを活用した様々な統計